さようなら、ニンテンドー3DS　「不運」だった携帯ゲーム機
https://news.yahoo.co.jp/byline/kawamurameikou/20200922-00199398/

◆俺も読みましたが、3DSを振り返ってそうで実はネガしか書いてないので「スルーかな？」と思いましたが、コメ欄にもあったので記事にする。

◆「的外れ記事」が主にネガに傾いてるなら妥当か。
それが、的外れなんだけど。
普通、振り返る記事って正の部分と負の部分は触れるけど
正の部分も最後は負にするっていう記事。
それでは、解説していきましょう。

＞1億5000万台以上を出荷するなど大ヒットした「ニンテンドーDS」の後継機として、期待には及ばないながらも奮闘しました。

ぶっちゃけ、この奮闘も引っかかるけど、長いから省略。

＞◇四つの不運　裸眼3Dの着眼点はユニークも

◆四つの不運の最初は、裸眼3Dの事なんだが
確かにメディア・個人も含め、良いも悪いも注目はしてた。
ただ、これは3Dディスプレイブーム到来の布石みたいなもんで
4ｋやダイナミックレンジの関係で姿を消す。
そもそも、裸眼3Dは3DSの機能の一つであり、絶対ではない。
個人的には、ARに注目をしていた。
ARは成功だろう。

＞第二の不運は、発売タイミングです。発売1カ月後の2011年3月、東日本大震災が発生して消費は冷え込み、

◆これは、不運と言ってもいい。
でも、停電(輪番停電含む)で携帯ゲーム機は良かった。
当時は、スマホを持っていなかったし。

＞第三の不運は、強気の価格設定が裏目に出たことです。
(略)
コストが商品の販売価格を上回る「逆ざや」になり、任天堂は2012年3月期の決算で、初の営業赤字を計上します。

◆確かに2万5000円の時は、Amazonで売ってたを見たけど
1万円値下げで一気に見なくなった。
ただ、俺が言いたいのは、ここで「逆ざや」の言葉を使ってること。
ま、本当の事だから書いてもいいんだけど。ちょっと見えない悪意が
ありそうなんで、そこで第四の不運を見てみましょう。

＞第四の不運は、任天堂の不振が際立つ流れにあったことでしょう。2012年に発売された任天堂の据え置き型ゲーム機「Wii U」の販売が極度の不振となりました。累計出荷数はわずか1361万台で、1億台を突破したWiiに遠く及びませんでした。任天堂はこれまで、据え置き型ゲーム機の業績が伸び悩んでも、携帯ゲーム機がヒットするなど、リスク分散がされていました。ところが、3DSとWii Uは、ともに苦戦という状況でした。

◆補足で任天堂の『平成25年3月期 連結業績 及び 平成26年3月期　連結業績予想の説明』
https://www.nintendo.co.jp/ir/events/130425summary/index.html

（売上総利益率の説明）
　『ニンテンドー3DS』ハードウェアの製造原価が下がってきていることで収益性が向上した一方、当期に発売した『Wii U』ハードウェアが逆ざやでの販売となっていることなどの利益率の低下要因があり、売上総利益率は22.1％となりました。

◆おわかりいただけただろうか？
3DSの「逆ざや」は書いているのに
Wii Uの「逆ざや」は書いて無い。
もちろん、部品調達ができていなかった事も書いていない。
あと、３DSとは別の話だな。

＞　スイッチが発売されて人気になると、当然3DSシリーズの存在感は薄くなります。その後、「3DSの後継の携帯ゲーム機はあるのか」と注目が集まりますが、現段階では「ニンテンドースイッチ」が据え置きゲーム機と携帯ゲーム機の両方を統合する形になっています。ゲームはビジネスであり、「売れた商品が正義」というのは、その通りです。DSの成功があるだけに、ビジネスとしては3DSに厳しい評価が下されるのは仕方ありません。

◆個人的に、DSの世界売り上げ 1億5000万台以上は
もう不可能に近いと思っている。
ハードの多様化やソフトの開発期間が長いと感じる。
3DSは9年の歴史があるのだけど、短いようで長かったという印象。
PS Vitaは、2011年12月17日発売で2019年3月頃に出荷終了だから約7年ですか。
ソニーも携帯ゲーム機は作らなくなったしな。
スマホなら、9年の間に2回～3回は買い換えているだろう。

＞　　しかし、3DSは「3D映像を気軽に楽しむ」という新しい要素を持ち込もうとした“哲学”を持った携帯ゲーム機であり、任天堂はさまざまな手を駆使して、世界で7500万台以上を売ったことは確かです。それにしても、3D映像を生かしてファンの心をつかむユニークで面白いヒットゲームが何か出ていれば……。違った結果があったのではないかと残念でなりません。

マリオカート7　1,871万本
ポケットモンスター　X・Y　1,645万本
ポケットモンスター
サン・ムーン　1,618万本
ポケットモンスター
オメガルビー・アルファサファイア　1,427万本
New スーパーマリオブラザーズ ２　1,334万本
スーパーマリオ 3Dランド　1,270万本
とびだせ どうぶつの森　1,255万本
大乱闘スマッシュブラザーズ
for Nintendo 3DS　959万本
ポケットモンスター
ウルトラサン・ウルトラムーン　877万本
トモダチコレクション 新生活　659万本

◆この売上でよく言えるなぁ。
3D映像を楽しんだだろう。
そもそも、「3D映像を生かして」って何？
ポリゴンでも3Dだが？
リアルとバーチャルはARで活かしているし。
立体の事を言ってるのなら、究極はホログラム(ホログラフィー)だし。