週刊少年ジャンプ編集部 、『ONE PIECE』のBUSTERCALLプロジェクトをステマと認めて謝罪


BUSTERCALLプロジェクトに関するご説明とお詫び

BUSTERCALLプロジェクト(https://www.instagram.com/bustercall_onepiece/)は、週刊少年ジャンプ編集部が主軸となり企画した、新しいかたちで作品を表現する実験的プロジェクトです。

プロジェクトの企画意図は、原作・アニメの垣根を超え、従来の枠組みの中では手をつなぐことが難しい方々と一緒に、制作のルールに縛られない自由なものづくりをすることです。それにより、さまざまな障壁を崩し、誰もがより自由な発想と方法で『ONE PIECE』を表現するチャンスを得られるような道筋をつくることでした。

しかし、こうした活動は従来とは全く異なる流れでの許諾や見せ方、多少の無茶と公式活動に対して挑戦する姿勢が必要であると考えたため、「非公式のプロジェクト」であると銘打ちました。アーティストへの作品制作については正式なルートで許諾をした上で発表し、商品化についても進めておりました。しかし「非公式」と称したことは不適切であり、関係者の皆様にお詫び申し上げます。

「非公式」と称したことや、行ってきたゲリラ的なアート手法、プロジェクト担当者の苛烈な発言を批判するご意見を、SNSを中心に多くいただきました。『ONE PIECE』のファンの皆様、メディア化、商品化に関わる皆様に混乱を与え、不快な思いをさせてしまったことに心からお詫び申し上げます。

BUSTERCALLプロジェクトに参加されたアーティストの皆様がすべて、現在の公式活動を批判する意図を持って作品を寄せたわけではありません。それぞれの創作意思でご参加いただき、『ONE PIECE』を新たなかたちで表現していただいておりました。にもかかわらず、アーティストの皆様に様々なご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。

今後はBUSTERCALLプロジェクトの発想や意図は活かしつつ、関係各社の理解を得たうえで、読者の皆様に混乱のないよう、新たな作品発表や商品開発について慎重に進めてまいりたいと思います。

なお、BUSTERCALLプロジェクトについての記事が掲載されたWEBメディア「KAI-YOU.net」 についても、非公式であるという建て付けで取材を受けており、「KAI-YOU.net」編集部や取材関係者にも本来の事情を説明しておりませんでした。大変申し訳ございませんでした。この記事に関して、利益供与といった事実もございません。

BUSTERCALLプロジェクト運営 週刊少年ジャンプ編集部

https://www.shonenjump.com/j/2020/03/27/200327_oshirase001.html

◆『アナと雪の女王2』や「100日後に死ぬワニ」があったのに凝りませんな。
尾田先生はノータッチだろう。
同人みたいなもんだし。
ただ、
>アーティストへの作品制作については正式なルートで許諾をした上で発表し、商品化についても進めておりました。

グッズ系の販売は知っていたかもしれない。

◆KAI-YOU.net

3月12日:「BUSTERCALL」プロジェクト記事の経緯と見解につきまして


本記事「『ONE PIECE』を“安売り“する者への憤り 謎多き「BUSTERCALL」プロジェクトの真相 」につきまして、様々なご意見を頂戴しております。

今回、この記事が制作された経緯と編集部の見解について説明いたします。

まず、本件がタイアップ表記なしの広告「ステルスマーケティング」に該当するのではないか、という指摘をいただいておりますが、事実誤認です。本記事について、金銭の授受や贈与などは一切ありません。記事制作に協力していただいたライターには、弊社から持ち出しで原稿料をお渡ししています。

また、取材対象者が匿名であることを条件に本記事の取材は実現しました。取材対象者の素性公表はメディアの方針としても、取材源の秘匿という観点からも行なっておりません。どうかご理解いただければと思います。

本記事について、「二次創作や同人活動には価値がない」「二次創作作家(プロジェクト)なのに偉そう」という批判を多くいただきました。しかし弊社では、二次創作や同人活動にも「価値」は宿り得るものだと考えております。

弊社メディア「KAI-YOU.net」では、旧来から漫画やアニメといった文化や産業を中心に下支えしてきた「二次創作」という営みを好意的に扱ってきました。

70年代から続くコミックマーケットにはじまり、現在もアニメや漫画という文化は、プロやアマに限らず多くのクリエイターたちにとって腕を披露する場であり、研鑽の場であり、コミュニケーションの場として育まれてきました。二次創作領域での創作活動から、プロの作家やアーティストになる例も多くあります。

法律の面でも、2018年12月30日より、日本における著作権法が非親告罪となった一方で、二次創作作品については、「市場において原作と競合せず,権利者の利益を不当に害するものではない」(文化庁サイト)として、非親告罪化が適応されておらず、著作権法改正についての概要内で明確に区分されています。

本記事で紹介した「BUSTERCALL」は、長く続く『ONE PIECE』という作品への愛の深さから「二次創作」という手段を用いて、『ONE PIECE』関連作品を取り巻く複雑な状況を変えたいというプロジェクトだそうです。

それは「オリジナル」には実現できないことです。「二次創作」だけ実現可能だという「価値」をポジティブに利用したプロジェクトであると編集部として考え、記事化させていただきました。

なお、記事でも触れていたグッズ化については「BUSTERCALL」プロジェクトから版元である集英社、権利者に許諾をもらえるように打診しているとのことでした。

以上が、KAI-YOU.net編集部の本記事制作の経緯と見解になります。どうかご理解いただけますと幸いです。

文責
KAI-YOU.net 編集長 恩田雄多

https://kai-you.net/article/71937

◆個人的には、この文章が気になった。

>70年代から続くコミックマーケットにはじまり、現在もアニメや漫画という文化は、

◆そもそも、同人ってコミケから始まってないぞ?
同人って言葉は、元々歌や俳句の言葉だし。
初期のコミケは小物グッズもやってたしな。今もだけど。
自費出版もコミケからではない。


Readers Comments (5)

  1. 何処ぞのステマ企業と和解したディズニーといい伝染したんじゃないかってくらいやらかすよな。

  2. なんか
    わざとやってるレベルの悪党でもいまやらんだろうってのをやってるのは、
    意図的に人気コンテンツつぶしたがってるやつでもいるのかと疑うレベル

    中韓の海賊版屑クレーマーにおれた集英社的には、その海賊版も許容するってスタンスだったのだろうか?(皮肉)

  3. >まず、本件がタイアップ表記なしの広告「ステルスマーケティング」に該当するのではないか、という指摘をいただいておりますが、事実誤認です。本記事について、金銭の授受や贈与などは一切ありません。

    いやぁ
    誰も直接の利益供与なんてもの限定で利害関係ないなんて疑ってもいないだろう(まぁ大手広告代理店電@はそのレベルの頭の悪さだがw)

    あと「事実誤認」って言葉も引っかかるな。
    そっちに不手際による誤解とかならまだわかるんだが

    PRつけずにやった時点で本来はステルスに半分足突っ込んでるわけで
    そのPRつけずにやる利害関係の直接のやりとりなんかはそりゃしらんわっていうw

  4. いい加減日本でもステマ法設立してほしいね

  5. >◆そもそも、同人ってコミケから始まってないぞ?
    同人って言葉は、元々歌や俳句の言葉だし。

    そそ、同人って元々サブカルといっても、日の目みてるところから当たり前につかわらてたからね。
    その流れの中で、明治とかからも、それこそ教科書にのるような著名な小説家とか文化人枠も同人活動してたわけだし

    それを拝借して、グレーゾーン含めてのアニメや漫画やエロコンテンツを展開したのコミケでしかないわけで、もっと言えば同人出版なんて、昭和初期のマニアックなエンタメ系の解説本からの流れのゲーム攻略本みたいなのも同人だしね(昔は地元の本屋とかに直接お願いしておかせてもらったりしたようだが)

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