「任天堂の倒し方、知ってますよ」騒動の真相は…グリー田中社長の胸の内
3/12(月) 15:49配信
「任天堂の倒し方、知ってますよ」。ゲーム業界ではあまりにも有名な言葉だ。グリーの田中良和会長兼社長(41)が発言したとされ、インターネット上でグリーの業績が悪化した際などに「倒し方知ってるんじゃなかったのか」など揶揄(やゆ)されている。しかし、田中氏は「言ってないことなのでわざわざ『言ってない』という必要はないと思っていた」と述べるなど、真っ向から否定。子供時代に任天堂の家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」で遊んだ“ファミコン少年”として任天堂への敬意や「倒し方」騒動への思いなどを語った。
「経営者として戒めないといけないと思ったのは、事実じゃないことを事実じゃないと言わなかったから、肯定しているように取られてしまったことだ」。
田中氏は「倒し方」発言が真実のように一人歩きしてしまった直後に否定しなかったことに、後悔の色を浮かべた。「倒し方」発言は、平成24年12月、夕刊フジでフリージャーナリストの石島照代氏が執筆した記事が基になっているとされている。記事の中で石島氏は、グリーの入社面接を受けに行った知人が「若い面接官」から「任天堂の倒し方、知らないでしょ? オレらはもう知ってますよ」と言われたと記している。この若い面接官の発言が、いつの間にか田中氏の発言に変換されてしまったということのようだ。
ただ、この発言自体についても、田中氏は「僕らとしては、『そんなこと言ってないね』というのが大きいです」と断言。グリーの広報担当者も「社内であんな会話をしたことはない。全体会議でもしたことはない」と真っ向から否定する。田中氏は「発言の証拠がないのだからあえて否定する必要はない」というスタンスだったが、「インターネットで発言が引用されたとたんにファクト(事実)のように転換されてしまう」と述べ、ネット上では、たとえ証拠がない発言でも事実が作り上げられてしまうことがあると困惑している様子だった。
一方で、「この発言が広まったときに、グリーがユーザーの支持を得られていて、もっとユーザーに愛されていれば、『そんな発言をするはずがない』と思われていたはずだ」と、グリー側にも責任があったとの見方も示す。その上で、任天堂の家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」向けに釣りゲームの「釣りスタ」を年内に発売し、家庭用ゲーム市場に参入することを念頭にこう述べた。「任天堂さんといいゲーム作りをすることで、結果として(悪い印象を)払拭すべきだと思っています。同じ(ニンテンドースイッチという)プラットフォームでゲームを作っているんだから、そんな発言をするわけがない、と一般ユーザーに思ってもらうしかないと思います」。
ソフトを投入する任天堂の印象について、田中氏は「あれだけの一大ムーブメントを作られた」と敬意を払う。さらに、「Wii(ウィー)」や「ニンテンドースイッチ」など独自のコントローラーなどで、新たな体験やゲームができる家庭用ゲーム機を次々に投入し続けていることについても見習いたいとした上で、「『このゲームは当たらないだろう』と世間から批判的に言われても、『自分たちが作るんだ』という強い意志を持ち続けなければならない」と語った。
もともと、小学生時代からファミコン好きで、「ロールプレーイングゲームなどありとあらゆるゲームをやっていました」と語る田中氏は、ゲーム雑誌よりも先にゲーム情報を知るために経済紙を購読していたほどのゲーマーなだけに任天堂への敬意も深いようだ。ただ、自らも認める「口べた」なだけに、今後は「デマはデマ」と、公式に発言する場面を増やす必要もありそうだ。(経済本部 大坪玲央)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180312-00000537-san-bus_all
◆これ、産経新聞の記事なのね。
で、言ったとされる記事は、同じグループの
zakzakの石島照代なのね。
http://megalodon.jp/2012-1221-1255-44/www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20121221/ecn1212210711004-n1.htm
ただ、この発言自体についても、田中氏は「僕らとしては、『そんなこと言ってないね』というのが大きいです」と断言。グリーの広報担当者も「社内であんな会話をしたことはない。全体会議でもしたことはない」と真っ向から否定する。田中氏は「発言の証拠がないのだからあえて否定する必要はない」というスタンスだったが、「インターネットで発言が引用されたとたんにファクト(事実)のように転換されてしまう」と述べ、ネット上では、たとえ証拠がない発言でも事実が作り上げられてしまうことがあると困惑している様子だった。
↑これ、石島照代に聞けばいいんじゃねーの?
一方で、「この発言が広まったときに、グリーがユーザーの支持を得られていて、もっとユーザーに愛されていれば、『そんな発言をするはずがない』と思われていたはずだ」と、グリー側にも責任があったとの見方も示す。
◆この元記事が出たのは、2012年。
2012年って、E3でグリーが出てドリンクバー大盛況でマスコミに持ち上げられてた時期なんだよね。
ソースはここらへん。
[E3 2012]グリーはE3をどう見たか。グリー海外展開のキーマン・荒木英士氏に聞いたE3出展の手応え
http://www.4gamer.net/games/000/G000000/20120608001/
高飛車だったね。分不相応。
ただ、俺も「任天堂の倒し方、知ってますよ」が一人歩きしてる感があるな。
元記事の秀逸さって最後の文章のココだぜ?
ちなみに、グリーの面接を受けた彼は別の企業へ転職したという。彼の知人は「任天堂は数々の浮き沈みを経験して今がある。その強みが理解できない企業の将来性に、なんとなく不安を感じちゃったんじゃないですかねえ」と語っていた。 (石島照代)
どっかの記事で先見の明があるなと書いたような。
被害者みたいにいってるけど、「俺はいってない」といってるだけだよねw
噂を否定しながら誰も言っていない風にマスコミと同じ論法で火消ししちゃってるけどw
普通にテングになっていたという部分は反省できないのか・・・じゃあだめだね
>「『このゲームは当たらないだろう』と世間から批判的に言われても、『自分たちが作るんだ』という強い意志を持ち続けなければならない」
ん?全然新しい提案してるようにはみえないのだが(棒)
まあ本記事でも言わてるが、GREEなら言いそうと思われていたことが致命的だな
当時のGREEは色んなメディアで取り上げられてたけど、天狗発言もかなり多かったぞ
結局、放置して良い事なんて一つも無いんだよな
この件しかり、害悪ブログしかり
本当に反省したのかには議論の余地があるが
「すぐ否定しなかったのは悪手だった」ということは学んだみたいね
そこさえちゃんと対応してればここまでネタにされなかったんだから
もう遅いねや….
否定しなかったのは、任天堂を倒せるくらいの自信は当時あったんだろ
落ちぶれてから否定するよりは、
その時代の勢いを自慢気に語って欲しいもんだ
まあ、計らずしも任天堂の方がいつでもソシャゲを潰すことが出来てしまうのが分かってしまったからねぇ…。コロプロさんには感謝せんとな。
これが代表的なだけで、それ以外の全体的な傲慢っぷりと勘違いっぷりが煙たがれただけでは?
というか任天堂ってチョイスが絶妙だからな
「PSの倒し方知ってますよ」だとゴキの総突撃を食らうけど任天堂なら逆にゴキが拡散してくれる
炎上を回避しつつCSを見下す発言ができるって意味でかなり考えた発言
勢いじゃ言えんよ
はー情けね
下の人間は上のことをすげー意識してるけど上の方の人らは下の話なんかしてないって何かで読んだ
敬意があるなら堂々とパクったりしないだろ
問題があったのは発言じゃなく行動
まだ騙す気満々じゃん
事実じゃなかったけど、ものすごく言いそうと思われてはいたんだよな
火のないところに煙は立たないって言うけど、その火っていうのは
実際の行動だけじゃなくて態度とかでもあるって事なんだろうな
しかし、こうしてみると言い方が悪いが任天堂に上手く擦り寄った
DeNAの優秀さが際立つな。あれは本当に良い判断だった
スマホ界隈でパクリで同じパイを食いつぶすしかないってDeNAは一応はわかってたんだろうな
社長の発言っていう扱いに印象が挿げ替えられてた、ってのは初耳だな
元々「若い面接官→面接を受けた人→記者」なんて又聞きの又聞きな時点で、本当にそんな発言の事実があったのかどうか怪しいとは思ってたし
逆に「末端の個人が組織の一部としてではなく自分の感想としてそういうことを放言した可能性は充分にある」とは今でも思ってる
たしかにいわれてみれば「社長が言った」かどうかで語られてる話題じゃないよねこれ
ある意味、部分否定でごまかして全否定しようとしてるようにしかみえない
要は今回の弁解は、現時点においても未だこの問題を把握できていないと言うことを露呈しているね
言ったのは面接官とされるので「言ってないから弁解の必要がない」は意味をなさない